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今月のYoshilog Live は、「日本の近現代史シリーズ」の第9回目です。テーマは、1968年という年です。
日本文脈では、明治100年が1968年です。明治百年祭が祝われたりしました。約2世紀半に渡る鎖国をこじあけられて、世界に再デビューして100年経った年です。
毎年いろんなことが世界の各地で起こり、毎年世界は少しずつ変わっていくと考えるのが妥当な見方だと思います。ある一年を取り上げて、これは明治100年にあたるから特別な年だというのは、ロマンのある話かもしれないけど、あまりに感傷的過ぎるように思う。
しかし、この明治維新から155年経ち、第二次世界大戦の敗戦から78年経った現在から振り返ると、1968年は日本が世界とシンクロした最後の瞬間であったように見えてくる。
今年初めにプラハの街を歩いていて、考えていたことの一つはもちろん「プラハの春」についてでした。当時チェコスロバキアであった国の人々が息苦しい生活を打ち破るために立ち上がったのが1968年でした。そして、彼らは暴力的に弾圧された。彼らが息が出来るようになるのは、1989年の Velvet Revolution 以後です。
プラハの春は瞬殺されたが、それは東欧の一都市の孤立した事件ではなかった。世界の至るところが炎上していた。その炎が、ローリンス・ストーンズの Street Fighting Man を、ビートルズの Revolution を産みました。
1968年。その年には確かにその前と後を分ける何かがあったように思える。1968年に何があったのか。それが今回のテーマです。
Street Fighting Man – The Rolling Stones
Revolution – The Beatles
料金に含まれるもの:
- 録画視聴
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