Description
案内
以下は、2022年「憲法リテラシー・プロジェクト」を実施した時の案内です。
- 憲法の歴史
- 憲法の理念
- 憲法の危機
- 憲法の修正
- 日本の憲法ー過去
の5回分の録画がセットになっています。全部で約10時間です。
各回のスライド資料もダウンロードできます。
Yoshilog Live Space で憲法をテーマに6回連続のイベントをやります。
日本国憲法の勉強は、義務教育で日本国民全員がやってるはずですが、もう忘れた、あるいは最初っから何も学んでないと言う人も少なくないのではないでしょうか?
大学へ行った人の中には、「憲法」という科目を履修した人も少なからずいるでしょう。その中で少数の人は、法律学の一つとして「憲法」の教科書を最初から最後まで詳しく勉強したかもしれません。
カタチの上では、憲法の勉強がどこかで浅く、あるいは深く行われているにもかかわらず、ほとんどの日本国民にとって、頭の中にある「憲法」という区域は、ほぼ空白になっているのではないか、日常生活の中で、憲法を基準としてものごとを見るという意味でのリテラシーを得る機会を全国民に与えることに、日本の教育制度は失敗しているのではないかという疑いを私は持っています。
そんなことは、どんな科目の勉強でも同じだという人もたくさんいるでしょう。確かにそうかもしれません。しかし、憲法は国と国民の基礎になるものです。憲法がなければ国も国民もあり得ません。英語が分からない、三角関数が分からないというのとは比べものにならないくらい憲法のリテラシーは重要なことです。
今夏の参議院選挙の公示日が6月22日、投開票は7月10日の見込みだと報道されてます。その後は、2025年7月の参議院選挙、同年10月の衆議院選挙まで3年間、国政選挙はありません。
今の政治状況を見るかぎり、3年以内に日本国憲法の改正の是非を全国民が問われる可能性が出てきたようです。その時に、誰かに指示されるのではなく、どのような改正案が提案されているのかを自分の目で見て、自分の頭で是か非か判断したいというのが自立した大人の気持ちではないでしょうか。
そのために必要な憲法リテラシーを上げるというのが、この「憲法リテラシー」プロジェクトの目的です。おざなりの言葉を羅列するだけでも、衒学的な法律論の煙に巻くのでもないように、ハッと分かったと思えるようなやり方をずっと考えています。条文を一つずつ覚えるのではなく、頭の中の”憲法という世界”を拡張することが憲法リテラシーを上げるということだと考えています。
概要
全体の大雑把な構成は、ここでボソボソと語っているので参考にして下さい。
見取り図
上の動画の中でも説明していますが、全体を六つの領土に分けて、以下のように構成しています。
この記事のタイトルを「憲法リテラシー」プロジェクトとしましたが、たった6回のイベントで何かがガラッと変わるとは考えられず、本当に憲法改正の是非を問われるまでの時間が3年とすれば、その間に少しずつでも憲法リテラシーを高める活動をして、国民全員が後悔しない結果になるべきだと思っています。
強調しておきたいのは、「憲法リテラシー」プロジェクトがある一つの主張を支持するためにあるのではないということです。全ての人が自分が何を支持したいかを自信を持って判断できるリテラシーを身につけることが最終的に望ましい状態と考えています。
6回のイベントは、そういう活動の一部に過ぎず、他の方法や道具も考えているので、プロジェクトと名づけました。このプロジェクトのためには、ある技術を持った人たち(インフォグラフィックス、イラストレーター、電子書籍編集、動画編集等々)の助けが必要になります。そんな費用をカバーするために、いずれクラウド・ファンディングをすると思います。
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